この記事では、ダイビングのフィンキックについて紹介していきたいと思います。
ダイビングでフィンキックをするときにどう蹴っていいか意識したことはありますか?
いくらキックしても全然前に進まない。
すぐに疲れる。
など思ったことはないですか?
フィンキックにも正しいやり方があるのです。
だいちゃんは始め何も意識しないでひたすらバタ足をしていました。
なので、ダイビング後は毎回疲労感が強く、次の日は筋肉痛でした。
皆さんの中にも中性浮力や耳抜きに気を取られて、フィンキックをあまり意識していなかったという方も多いのではないでしょうか。
どちらも大切ですが、フィンキックも大切なスキルです。
この記事を見ている方は、ダイビングをもう数回は行っている方が多いと思います。
ダイビングをしていて「もっとうまく移動するコツとかないのかな?」と思うこともあると思います。
この記事を見ればダイビング中のフィンキックのやり方について少しわかってくると思います。
今回伝えることを意識して次回のダイビングをやってみてください。
もしフィンキックが上手くいってなければそれだけで今までのダイビングよりも快適に楽しめると思います。
そんなわけで、今回はダイビング中のフィンキックの方法について伝えていきたいと思います。
目次
注意が必要!やりがちなキック方法とは!?
まず、ダイビング中に初心者がやりがちなフィンキックの方法から説明したいと思います。
フィンキックを正しくやることは本当に重要なことです。
間違った方法でフィンキックをしていても、無駄に疲れるだけです。
また、中性浮力に影響する呼吸の乱れにもつながります。
特にフィンキックに慣れていない方がやってしまいがちなフィンキックの方法は、自転車こぎの様なフィンキックです。
自転車をこぐときのように膝を曲がただ単にがむしゃらにバタ足をしているだけでは、フィンで水をとらえることが出来ずにただ足を動かしているだけになってしまいます。
フィンキックの大切な3つのポイントとは!?
ダイちゃんは、フィンキックの正しいやり方は3つのポイントがあると思います。
ゆっくりと足を上下に動かすこと。
足が速く動かすことは、呼吸の乱れに繋がりやすいです。
また、しっかりとフィンで水を捉えてフィンキックが出来ているときは、フィンで水を蹴るときの重さがかかるため、自然とゆっくりとした動作になります。
股関節の付け根から足を上下に動かすこと。
股関節から動かすことで、膝の曲げ伸ばしだけでフィンキックをするときよりも、しっかりと足で水を捉えてられる幅が広くなり効率よく進むことができます。
アップキックとダウンキックの強さにあまり差がでないようにすること。
フィンキックをするときに、足を上げる足と下げる足の強さのバランスが崩れると、体が回転する方向に力が働いてしまいます。
回転する方向に力が働いたまま無理に進もうとすると、それを抑えるために体幹の筋肉を無駄に使い、疲労する原因にもなってしまいます。
フィンキックは練習が大事!?
フィンキックは、自分の物にするには練習が必要だと思います。
意識することとしては、なるべくゆっくりと両足を交互に上下に動かすことです。
そして、しっかりのフィンに伝わる感覚で水を捉えているのを感じましょう。
ダイビングスクールでプールでのフィンキック講習がある場合は、そこでひたすらフィンキックを練習することをお勧めします。
プールで行う練習では、機材をつけない状態からしっかりと教えてくれることが多いです。
ダイちゃんも始めはフィンキックをプールで練習していました。
なので、ダイビングスクールを選ぶときにスキルアップの講習もやっているかを確認することも大切です。
また、フィンキックの仕方も大切ですが、そもそも自分にあったフィンを使っているかも重要です。
フィンの種類によるフィンキックの影響とは?
フィンは始めは全部同じようなものに見えますが、それぞれ素材や大きさによって違いがあります。
フィンを自分に合った物を使っているかでもフィンキックがうまく出来るかが変わってきます。
フィンの基本的な特徴として、素材が固くなればなるほど、フィンキック時の脚力が必要になります。
また、フィンの面積が広くなればなるほど、フィンキック時の脚力が必要になります。
これらは、脚力がある方であれば、しっかりとフィンで捉えた水を蹴ることが出来るのでお勧めです。
しかし、脚力がそのフィンにあっていない場合は、うまく蹴ることができないため自転車こぎの様に足を曲げてフィンにかかる力を逃がしてしまうか、無理な力でやろうとし体がブレてしまうため、お勧めしません。
フィンキックをしているときにフィンが重くて上手く蹴れないという方は、自分のフィンの固さや大きさが合っていない可能性があります。
その場合は、一度ダイビングスクールの人に相談してみるのもいいと思います。
フィンキックのやり方のまとめ
ダイちゃんも始めは、フィンキックが上手く出来ずにいました。
しかし、スクールのプール講習で今日伝えたことを意識しながら繰り替えし練習することで、今では無駄な力を抜いて、早く進みたいときとゆっくり進みたいときを自由にコントロールしてダイビングすることが出来ています。
フィンキックで大切なことは、フィンの蹴り方だけではなく、中性浮力も大切です。
どんなにフィンキックがうまく出来ていても、中性浮力が乱れていては無駄な力を使ってしまうことに変わりはありません。
なので興味がありましたら、中性浮力の方も確認してみてください。
皆さんもフィンキックをマスターして、無理のないダイビング生活を手に入れてみてほしいと思います。
次回は、ダイビングのスーツの種類とドライスーツのインナーについてお話しようと思います。