今回は、9月14日放送の「激レアさんを連れてきた。」に登場する、南裏健康について紹介して行きたいと思います。
番組内では、「地上6000mの絶壁で宙づりになり、食料なしで1週間過ごした人」として紹介されています。
さらにオードリーの若林には、「歴代の激レアさんの中でもヤバイな」と言われています。
標高6000mと聞いてもどのくらいの高さか想像がつかないですね。
なんとスカイツリー約10個分の高さだそうです。
この山は世界最大級の崖として危険なクライマーたちの憧れの地となっているそうです。
スカイツリー10個分の高さの崖が憧れの地とは常人には考えられないですね。(笑)
そんな場所で宙づりになり、1週間食事なしで過ごした南裏健康とはどんな人なのか?
南裏健康のプロフィールや経歴、遭難事故や現在の活動について紹介して行きたいと思います。
南裏健康のプロフィールと経歴!
名前:南裏 健康(みなみうら たけやす)
生年月日:1957年生まれ
出身地:奈良県
所属団体:日本山岳ガイド団体
趣味:登山、ロッククライミング、フリークライミング
職業:登山家、クライマー、クライミングインストラクター
13歳から大人に混じって登山を始めたそうで、18歳では本格的にクライミングの世界に進んだそうです。
かなりの実力派ですね。
世界の注目を集める実績もあります。
- パキスタン、マッシャーブルム7500mアルパインスタイルで登頂成功
- パキスタン、トランゴタワー単独新ルート登攀
- カナダ、ロータスフラワータワーフリークライム
- アメリカ、エルキャピタンメスカリートA4登攀
- カナダ、コロンビアアイスフィールド アイスクライミング登攀成功
- アメリカ、エルキャピタンノーズ 登攀
- アラスカ・マッキンレー6200m登頂
そんな数々の実績と実力を持った南裏健康の遭難事故とはどんなものだったのでしょうか?
南裏健康が地上6000mで遭難事故!
その遭難事故は、世界最大級の崖として有名なパキスタンのトランゴタワー(6.251m)の初単独登攀後に起きました。
2カ月をかけ岸壁と氷壁を登り、ついに登頂に成功した南裏健康ですが、その下山時に悲劇が起きました。
山頂からパラグライダーで下山を試みた際に、いきなり追い風にやられ約70mを頭から転落してしまいました。
そして気がついたら岩角に引っかかり、宙吊りになっていたそうです。
すぐにトランシーバーでベースキャンプの仲間にSOSを送りましたが、6000mを超す高度と岩場が険しすぎて救出は不可能と判断されてしまいました。
そこで、登山メンバーが地上から助けに向かったのです。
救助されるまでの間、南裏健康は下手に動くと墜落の危険性があるため、飲まず食わずの極限状態で耐えていました。
救助後は、体重が10㎏減っていたそうです。
当時のことを振り返り南裏健康はこのように語っています。
「ベースキャンプについた時は、生還した喜びで涙が止まらなかった。トランシーバーによる仲間の励ましがなければ、発狂していただろう。風向きや風速の条件が整うまで待機すべきだった」
本当に危険な体験をしていますね。
助かったのは仲間の力と奇跡的に大きな怪我などが無かったからこそだと思います。
大自然を相手にしている趣味であるので多少のリスクをつきものです。
ダイちゃんもダイビングをやっているので、非常によく感じます。
そのリスクを少しでも抑えられるように、自分自身でのリスク管理が非常に大切になってくることを改めて考えさせられますね。
さぁ、このような経験をした南裏健康は現在どんなことをしているのでしょうか?
南裏健康の現在の活動!
現在は、伊豆にてロッククライミングスクール開催しているそうです。
場所は静岡のSWEN 三島店というところです。南裏クライミングスクールとして活動しています。
多くの体験をしてきた南裏健康なら、とても丁寧に安全面も考えながら教えてくれそうですね。
また、クライミングの普及と一般クライマーへの啓蒙活動、クライミングのアクセス問題への取り組みやクライミング専門誌への執筆活動などもされているみたいです。
南裏健康に関するまとめ!
今回は、激レアさんで紹介される「南裏健康」について紹介しました。
本当に激レアさんの中でもかなりヤバイ体験をしている方ですね。
地上から6000mのところで宙づりになり遭難、しかも飲み食いが出来ずに1週間以上も救助を待つなんて想像しただけで恐ろしいですね。
ダイちゃんも自然を相手に遊んでいる身として、気をつけなくてはならないなと身に染みて感じました。
現在、今までの経験を活かし、クライミングスクールなどで活動している南裏健康さん。
これからもクライミングの大切なスキルと一緒に魅力をどんどん広めていってほしいですね。